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豊橋東と蒲郡勝ち上がる

 夏の甲子園出場を目指す第100回全国高校野球選手権記念東・西愛知大会5日目の14日、東愛知大会では5球場で2回戦10試合が行われた。東三河勢は豊橋東や蒲郡が勝ち上がった。
 阿久比球場の第1試合は、成章が終盤の猛追で1点差まで迫ったが、惜しくも届かず涙をのんだ。
 成章は2回に石原瑠也のスクイズで先制したが、試合中盤に逆転を許した。
 8回に宮下流祈の三塁打と中神果也の適時打で1点。最終回の9回には、渡辺秀虎の二塁打と菊永陽の犠飛で1点差に詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。
 試合後、河合邦宗監督は「守備のミスが痛かった。最後まで諦めず粘り強く戦った選手たちを褒めたい」と話した。
 同球場の第2試合では、豊橋東が序盤の大量リードを守り乱打戦を制した。
 初回に山崎勝生の走者一掃の三塁打などで5点を先制。2回、3回も打線がつながり着実に得点を重ねた。
 5回以降は、猛暑の疲れで失点を許す場面もあり、最後は3点差で何とか逃げ切った。
 大野拓也監督は苦笑い。「しっかり勝ち切らないといけない。西尾東との試合ではこの経験を生かしたい」と述べた。
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