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力作を披露し節目祝う

 豊橋市の書道団体「青龍書道会」を主宰する寺田樹風さん(84)と教え子による「第40回青龍書展」が23日まで、市内呉服町のギャラリー48で開かれている。節目の40回を記念し、寺田さんはお世話になった多くの人に感謝を込め、新作の「めぐり逢い」を出品している。
 会場には、寺田さんと生徒12人から漢字かな交じり文を中心に24点が飾られ、高校生3人も力作を出している。
 ほかに、田原市出身の書家・故鈴木翠軒さんの遺墨で1939(昭和14)年の書初め作品「清和」を特別展示している。
 寺田さんは中部日本書道会顧問を務める。翠軒氏の作品を通して「基本を学び、独自の書風が確立できるように頑張ってほしい」と話した。
 青龍書道会では、翠軒氏の流れをくみ、行書や草書を中心に淡墨の美しい世界を表現している。
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