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初期火災は「吸い込んで消す」

 初期火災での燃焼物や有毒ガスを掃除機のように吸い込んで消火する「真空吸引消火法」の研究が、豊橋技術科学大学機械工学系の中村祐二教授らの研究グループで進められている。高価な精密機械などが置かれている手術室やクリーンルームなどでの実用化が期待される。
 吸引消火は、「真空の箱」につないだ吸引パイプを燃焼物に近づけ、燃焼物とともに炎や煙、有害ガスを丸ごと吸い込んで火を消し止める方法。箱の中に消火薬剤で注入しておくことで燃焼物を消火する。
 研究チームでは、燃焼試料(電線)とパイプとの距離を変えながら実験を実施。燃えた電線の被覆材も吸引し、火災物を除去していることを確認した。
 従来の消火器による消火は、粉末や液体の消火薬剤を放出するため、精密機械があるような場所では、消火後に機械が使用できなくなる可能性がある。また宇宙船内の火災に用いられる、炭酸ガスを噴射する方法は人体への影響もあり、酸素マスクを着用するために作業が手間取ることも懸念される。
 「吸引消火」の場合は迅速な消火活動が可能で、火源も吸い込むことで「くすぶり」の危険も減らせる。放出物がないため、火災現場の速やかな現状復帰もできる。新たな消火方法は、従来の「放出」から「吸引」へ、逆転の発想から誕生。信州大と北海道大学との共同研究が行われ、特許が出願された。
 中村教授は吸引消火について「炎は吸引と同時に消える場合もあれば、吸引流による冷却で燃え広がりも抑制され、火災要因そのものを取り去るといった効果がある」と説明。実用化が期待できる場所として、換気が制限される宇宙船や潜水艦の中、また高価な精密機器が置かれた手術室やクリーンルームのような実験施設を想定している。メーカーからの問い合わせもあり、うち1社が試作機の開発を検討しているという。
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