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ドローンスクール開校

 ユタカサービスグループ(豊橋市中野町、大塩啓太郎社長)は26日、ドローン(無人小型飛行機)の基本ルールと操縦技術を学べる「ユタカドローンスクール」を、豊川市上野1のユタカ豊川自動車学校隣に開校した。近年さまざまな分野で躍進するドローン産業の担い手となる人材の育成機関の開設に、東三河地域全体から注目が集まっている。講習は7月1日から始まる。
 スクールは、専任のインストラクターが指導する少人数制の講習で、座学と飛行訓練等を行う。ドローンを飛ばすには、国土交通省が定めるルールがあり、飛行の許可と承認書を取得するには10時間以上の操縦経験が必要。スクールには初級と中級の2つのレベルがあり、規定の講習を受講すると「10時間飛行履歴証明書」が発行される。初級では、基本的なルールと操縦を習得するための7講座がある。中級は初級を受講後に申し込むことができ、さらなるスキルアップを図る7講座がある。国交省の管理団体ドローンネットの認定指定を受けている。
 超小型ドローンによるレース「スカイファイト」ができるレース場も同時オープン。全国15カ所以上の会場とオンラインでつながり、ラップタイムを計測して全国ランキングを競うことができる。
 開校式の式典には、ユタカグループの役員をはじめ、ドローンの普及活動をするみかわドローン協会(武田年弘代表理事)の理事、竹本幸夫・豊川市副市長、地元選出の議員らが出席。スクールの成功を祈願する神事や開校を祝うテープカットなどが行われた。
 大塩社長は「自動車学校と同じく、楽しくわかりやすい指導を心がけ、この地にドローン産業を発展させていきたい」とあいさつ。ユタカ豊川校の副校長でスクール担当の藤原康正さんは「ドローンを安全に飛ばすこと、そして、ビジネスで生かせるような人材を育てることで、地域に貢献できれば」と意気込んでいる。
 問い合わせは、ユタカドローンスクール=電話0533(65)8750=へ。
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