地域の高校と大学が連携・協力して行う進路と学問探求のイベント「ラーニングフェスタ２０１９」（東三河・浜松地区高大連携協議会主催）が22日、豊橋市牛川町の豊橋創造大学で開かれた。今年で６回目になる。
　東三河・浜松地区高大連携協議会加盟校のうち 23 校が参加し、生徒約２３５３人が参加。 延べ受講者数は５４７４人に上り、過去最高となった。
　講座は、同協議会に加盟する10 大学４短期大学の教授陣が開講。全82の専門講座が開かれた。
　主管を務める愛知県立豊橋南高等学校（森島日出夫校長）の河合康則教頭は「総合的学習に含まれるキャリア教育の一環として、各高校とも基本的に１年生が参加。大学の専門的な学びを体験する場となっている」とイベントについて説明。「進路に対する目的意識と学習意欲を高めるきっかけになればと期待されている」と話した。
　「ラーニングフェスタ」は２０１４年度にスタート。企画趣旨に賛同する東三河・浜松地区の大学が一堂に会し、地域の高校生のための体験講座を実施。全国でも例の少ない進路探求企画として注目されている。