道の駅「とよはし」（豊橋市東七根町）が、イベントの舞台として脚光を浴びている。オープンから初めての夏を迎え、賑わいづくりに拍車がかかる。
　同道の駅は今年５月26日に、市内初の道の駅として全面開業した。夏場に入ってから、集客イベントが続々と動き出している。
　８月からはスポーツタイプの電動アシスト付き自転車「Ｅ―ＢＩＫＥ（イーバイク）」のレンタル事業が始まった。同事業をＰＲするため同３日には、Ｅ―ＢＩＫＥで表浜海岸やおしゃれなカフェを巡る観光ツアーを開催し、申し込みをした女性らが地域の魅力を体感した。
　豊橋、田原市と両市のＪＡでつくる団体の主催で31日と９月１日にアウトドアイベントがある。「バーベキュー芸人」として活動するたけだバーベキューさんによるショーは両日とも午前11時30分と午後２時30分からの各１時間。この地域の代表的な夏野菜のトウガンやミニトマトを使ったバーベキューの楽しみ方を紹介する。アウトドアメーカーは最新テントを展示する。
　同イベントに合わせ豊橋市科学教育センターは、31日午後７～８時30分に同道の駅で初めてとなる星空観察会を開く。望遠鏡２台を使い、南の空に見える木星や土星、夏の星座を観察する。参加無料、申し込み不要。
　道の駅「とよはし」は国道23号の沿線にあり、多くの集客が見込める。矢継ぎ早にイベントが企画されるのは、情報発信拠点としての役割に対する期待感の表れとも言えそうだ。