高齢者福祉に貢献した個人・団体の顕彰や、今年ダイヤモンド婚（結婚60年）・金婚（同50年）を迎えた夫婦を祝う「第56回豊橋市高齢者福祉大会」（同市・同市老人クラブ連合会主催）が22日、同市公会堂で開かれた。
　高齢者福祉の一層の向上と高齢者の生きがいづくり促進の一環として、毎年この時期に開く催し。冒頭、金田英樹・副市長、今川智嗣・市老人クラブ連合会（ゆたかクラブ豊橋）会長があいさつ。老人福祉事業功労者に長年の尽力を感謝すると共に、金婚・ダイヤモンド婚の夫妻に向け、「夫婦手を携え、金やダイヤモンドのように強固で輝かしい絆を築き上げたのでは。ダイヤモンド婚のご夫妻はプラチナ婚、金婚はダイヤモンド婚をめざしていただきたい」などと祝福、合わせて充実した毎日に寄与する老人クラブ活動もＰＲした。
　顕彰では、老人福祉事業功労者として、２００９（平成21）年から現在まで、市内複数のデイサービスセンターを定期的に慰問し、三味線演奏を披露して利用者から喜ばれている中島正夫さん＝同市中柴町＝に市長感謝状を贈呈。続いてダイヤモンド婚（56組）・金婚（82組）への祝詞贈呈があり、ダイヤモンド婚代表の野口一仁・八重子さん夫妻、金婚代表の平野二義・正子さん夫妻にそれぞれ祝詞が渡された。
　大会では、金婚・銀婚出席者らの結婚当時である60年前、50年前からの歩みを画像で振り返る、恒例の「思い出スライド」上映や、こちらも毎年好評の花男子による「感動の花贈りパフォーマンス」が行われた。
（田中博子）