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強く美しく消えない炎を

 来年夏の東京オリンピック(7月24日~)・パラリンピック(8月25日~)開催まで1年を切った。来年3月には全国約1万人が灯をつなぐオリンピック聖火リレーがスタートし、ここ東三河にも巡ってくる。その世界が注目する聖火リレートーチの製造に、深く関わる会社が豊川市にある。高度な技術を使い、炎を絶やさずつなぐことができるトーチの製造に挑んでいる。
 2013年9月8日、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まった。様子はテレビで放送され、日本中が歓喜に沸いた。その時、違う意味で心躍らせた人がいた。豊川市にあるバーナー会社の開発部部長山本宏さん(56)だ。
「うちの技術で、聖火リレーのトーチ製造に携われるんじゃないか」。
 漠然とした思いは、16年のリオオリンピックの時に確信に変わる。「トーチの炎は、日中の屋外ではあまり目立たなかった。今うちにある技術で、もっと目立つ明るさが提供できる」と。それは同社製のランタンに採用している独自の技術で、メッシュ状の白金(プラチナ)ドームを熱して強い輝きを放つというもの。山本さんは数人の部下とともに、試作に乗り出した。
 大会組織委員会は17年10月、デザインから設計、製造まで一体となった共同体ごとに審査する方式で公募を開始した。炎に関する最低基準は、人が転倒する秒速17メートルの風やバケツをひっくり返したように激しい1時間当たり50ミリの雨でも消えないこと。一般的なオレンジ色の炎(拡散燃焼)では難しい。実際、これまでのオリンピックトーチは拡散燃焼が主体であったため、炎が消えずに完走できたことは1度もないと言われている。聖火の種火が併走していなければ、リレーは途絶える。本物の「消えない炎」を実現できるのも白金ドームだ。発光の良さだけでなく、熱せられると線香や炭の熾火(おきび)のようになり、非常に消えにくく、雨粒もはじく。その技術が世界的デザイナーとの出会いを生むことになった。
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