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ボルトの緩み遠隔監視

 橋梁(きょうりょう)などの建造物に使われているボルトの締め付け強度(締結力)を遠隔から監視するシステムの開発が、豊橋技術科学大学(大西隆学長)で進められている。重大事故にもつながるボルトの緩みや破損を、早期に発見する技術として期待される。
 システムを開発しているのは、同大情報・知能工学系の大村廉准教授と、建築・都市システム学系の松本幸大准教授の研究グループ。金属リサイクルのトーヨーメタル(豊橋市大岩町)が実証実験で協力している。
 システムでは、リング状(ワッシャー型)のセンサーデバイスを、既存のワッシャーと建築部材の間に挿入し、ボルトの締結力を測定する。デバイス内部にはゆがみゲージセンサーやマイコン、無線モジュール、電池などが組み込まれており、測定データを次世代通信規格として注目されるLoRaWANを使って送信。受信したデータから、ボルトの緩みや破損などの異常がないかを監視する。2キロ程度離れた距離でも受信が可能で、1日5回の計測と通信で、電池は5年以上動作すると見込んでいる。
 大村准教授は17日の定例記者会見に出席し、「径30ミリの大きなボルトを対象に開発したが、今後は小型化も検討する」と現状を報告。実用化については、「技術的には可能。全てのボルトを監視しなくても、要所だけでもいい」とした上で、「量産化でセンサー1個を数千円ぐらいにしたい」と述べた。
 2012年に起きた中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故は、天井板を固定するボルトの脱落が原因。ボルトの破損からトラックの車輪が脱落する死亡事故も発生しており、ボルトの緩みが重大事故につながるケースがある。
 橋梁などの建造物では5年に一度の法定点検が義務付けられているが、目視や打音による検査であるため、ボルトに近づくことが必要。危険を伴う作業もあり、遠隔で監視できる技術が期待されている。
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