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豊川・東海理化の立野投手 日ハムから2位指名


 プロ野球ドラフト会議が17日、都内であり、豊川市の社会人チーム東海理化の立野和明投手(21)が北海道日本ハムファイターズから2位指名を受けた。同社からのプロ入りは2013年の金平将至さん(日本ハム)以来6年ぶりで9人目。
 最速152㌔右腕の立野投手は豊山町出身。中部大第一高校を経て2017年から東海理化でプレーし、昨年出場した日本選手権では室蘭シャークス戦で延長12回4安打10奪三振の好投で創部59年目にして全国初白星に貢献した。
 萩町の同社音羽工場で会見した立野投手は、日本ハムからの指名に「頑張ってやろうという気持ち。ストレートの質を上げて球界を代表する投手になりたい」と話し、パ・リーグでの戦いに向けて「プロはすごい選手ばかり。いろんな選手と対戦してどんどん学びたい」と意気込んだ。
 また、奥山博之監督や同僚選手への感謝の思いも明かし「昨年の日本選手権ではチームのまとまりを感じ、このチームに入って本当に良かった。結果を出して恩返ししたい」と誓った。
 ドラフトでは1巡目指名で星稜高・奥川恭伸投手はヤクルト、大船渡高・佐々木朗希投手はロッテ、東邦高・石川昂弥内野手は中日がそれぞれ抽選で引き当て、交渉権を獲得した。
(由本裕貴)
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