民間シンクタンクのブランド総合研究所（東京）が実施した「市版ＳＤＧｓ調査２０２０」で、豊橋市が全国の政令指定都市、中核市、県庁所在市の83市の中で総合５位にランクインした。「満足度」の１位を筆頭に４つある指標のいずれも高い評価で、街の住みやすさが裏付けられた格好だ。
　国連が提唱する「ＳＤＧｓ」（持続可能な開発目標）をもとに、市民目線による「地域の持続可能性」を探る調査で、「幸福度」「満足度」「愛着度」「定住意欲度」について対象となる市に住む15歳以上の男女計１万３２７０人から回答を得た。
　豊橋市は満足度で全国１位。幸福度も３位と評価が高かった。愛着度は14位、定着意欲度13位で、いずれの指標でも高い評価を得た。４つの指標の平均点から割り出した総合指標「ＳＤＧｓ指数」は、福岡市や札幌市と同率５位だった。
　佐原光一市長は「暮らせばわかる本市のすばらしさを多くの市民の皆さんも感じていることを改めて認識し、大変うれしく思います」とコメントした。
　調査はインターネットを通じたアンケートで、２０１９年11月19日～12月23日に行われた。